【哲学】ニーチェの名言・有名な言葉まとめ!心に響くニヒリズムを紹介

フリードリヒ・ニーチェは19世紀ドイツの哲学者で、伝統的な価値観、特にキリスト教道徳を批判し、力強い生の肯定を説きました。

幼い頃から優秀でしたが、病弱で、40代で大学教授を辞職。その後は孤独な執筆活動の中で、「ツァラトゥストラはかく語りき」などの革新的な著作を残しました。

晩年は精神を病みましたが、彼の思想は、20世紀以降の様々な思想潮流に大きな影響を与え、現代においても重要な思想家として高く評価されたニーチェの名言を紹介します!

目次

神は死んだ

ニーチェの最も有名な言葉である「神は死んだ」は、西洋社会でキリスト教の影響力が弱まり、人々の価値観が大きく変化したことを象徴的に表した言葉です。

簡単に言うと、昔は神が絶対的な存在として人々の行動や考え方の基準になっていたが、時代が変わり神が中心ではなくなった、意味が込められています。これは、人々が自分で新しい価値観を見つけなければいけない、という課題を突きつけているとも言えます。

愛されたいという要求は、自惚れの最たるものである。

音楽なしには生は誤謬(ごびょう)となろう。

※誤謬:間違えること、あやまり

愛の終わりはいつも善悪を超えたところで起こる。

悪意というものは、他人の苦痛自体を目的とするものにあらずして、われわれ自身の享楽を目的とする。

才能が一つ多い方が、才能が一つ少ないよりも危険である。

愛の不足ではなく、友情の不足が不幸な結婚生活を作り出す。

怪物と戦う者は、その際自分が怪物にならぬように気をつけるがいい。 長い間、深淵をのぞきこんでいると、深淵もまた、君をのぞきこむ。

男の幸せは「われ欲す」女の幸せは「彼欲す」ということである。

結婚とは、幻想を父とし、必要性を母として生まれるものである。

夫婦生活は長い会話である。

自己侮蔑という男子の病気には、賢い女に愛されるのがもっとも確実な療法である。

復習と恋愛においては、女は男よりも野蛮である。

男が本当に好きなものは2つ。危険と遊びである。男が女を愛するのは、それがもっとも危険な遊びであるからだ。

本をめくることばかりしている学者は、ついにはものを考える能力を全く喪失する。本をめくらないときには考えない。

人生は常に頂上に近づくほど困難が増してくる。寒さは厳しくなり責任は重くなる。

笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである。

人間は神の失敗作に過ぎないのか、それとも神こそ人間の失敗作にすぎぬのか。

悪とは何か?弱さから生じるすべてのものである。

昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか。

善にも強ければ、悪にも強いというのが、最も強力な力である。

事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。

考えすぎたことはすべて問題になる。

悪意というものは他人の苦痛自体を目的とするものにあらずして、我々自身の享楽を目的とする。

たくさんのことを生半可に知っているよりは何も知らない方が良い。

本当の世界は想像よりもはるかに小さい。

人は常に前だけは進めない。引き潮あり、差し塩がある。

人は称賛し、あるいはけなすことができるが、永久に理解しない。

他の人に懺悔してしまうと、当人は自己の罪は忘れるが、たいてい相手の人はそれを忘れない。

人は何を笑いの対象にするかで、その人の人格がわかる。

静かに横たわって、のんびりして、待っていること、辛抱すること。だが、それこそ考えるということではないか。

人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。なぜなら、感情は気まぐれだからである。

母親は息子の友人が成功すると妬む。母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである。

無想家は自分自身に嘘をつくが、嘘つきは他人にだけ嘘をつく。

過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。

世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。その道はどこに辿り着くのかと、問うてはならない。ひたすら進め。

あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。

君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。

自分を破壊する一歩手前の負荷が、自分を強くしてくれる。

まとめ

いかがでしたでしょうか?!ニーチェの言葉は、常識や道徳を疑い、力強く生きることを促します。彼の鋭い洞察は、現代社会を生きる私たちにも、新たな視点と生きる勇気を与えてくれます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次