2005年ごろに登場して以来、スタイリッシュな見た目から「いつか自分の住む家に設置したい！」とあこがれを持っている人が多くいます。
新築の物件や、おしゃれな賃貸物件で設置されている一方で設置場所や費用、メンテナンス性などの問題点を気にしている置き型テレビを選択しているケースもみられます。
この記事では、壁掛けテレビのメリットとデメリット、実際に設置して後悔した人の意見などを紹介し、壁掛けテレビがあなたにとって最適な選択かどうかを判断する材料を提供します。壁掛けテレビの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください！
壁掛けテレビはやめとけ！時代遅れといわれている理由
壁掛けテレビは、かつては憧れの存在でしたが、近年はプロジェクターやスマートフォンなどの普及によって「不要ではないか」と考える人も増えています。
やめとけと言われている理由は、テレビの重要性が低くなっているなか、高い工事費用をかけてまでテレビを壁に掛ける必要がないという人からの意見です。
その他にも、壁掛けテレビは一度設置すると簡単には移動できないため、レイアウト変更が難しくなります。また、壁掛けテレビは壁への穴あけが必要なため、賃貸住宅には不向きな場合もあります。
一方で、壁掛けテレビは部屋をスッキリと見せてくれるというメリットがあります。壁に固定されるため、テレビ台が不要となり、空間が広く感じられます。また、地震の際にも倒れる心配が少ないため、安全性という点でも優れています。
壁掛けテレビが本当に時代遅れかどうかは、その人のライフスタイルや好みによるため、プロジェクターやスマートフォンなど、他の方法とメリットとデメリットを踏まえたうえで、自分にとって最適な方法を選ぶことが大切です。
壁掛けテレビのデメリットとやめとけと言われる理由
壁掛けテレビは、スタイリッシュで省スペースですが、いくつかのデメリットがあります。
設置位置が高すぎると、テレビを見るのが疲れてしまいます。また、テレビを買い替えた際に、スタンドに新しいテレビを取り付けるのが大変な場合もあります。自分で設置するのは難しく、専門業者に依頼する必要があります。さらに、工事費用も高額です。
このような理由から、壁掛けテレビは「やめとけ」と言われることもあります。導入を検討する場合は、よく考えて決断しましょう。
設置位置が高すぎるとテレビを見るのが疲れる
壁掛けテレビは、設置位置が高すぎるとテレビを見るのが疲れるというデメリットがあります。テレビを見るのに常に頭が上を向いている状態になるので、首や肩が凝ったり、目の疲れの原因になったりします。
特に、ソファに座ってテレビを見る場合は、テレビの中心が目の高さよりも少し下になるように設置するのが理想です。壁掛けテレビを設置する場合は、設置位置を調整できる金具を使用するか、あらかじめ設置位置を検討しておくことが大切です。
また、壁掛けテレビは角度を調整できるものが多いですが、あまり角度を付けすぎると画面が見づらくなることもあります。画面が見やすい角度に調整できる金具を選ぶか、設置前に角度を検討しておくことが必要です。
設置位置が高すぎるとテレビを見るのが疲れるというデメリットは、壁掛けテレビの最大のデメリットの一つです。壁掛けテレビを設置する場合は、設置位置を慎重に検討することが大切です。
テレビを買い替え時の取り付けるが大変
壁掛けテレビは、設置場所の自由度が高く、部屋をスッキリと見せられるメリットがあります。しかし、テレビの買い替え時に壁掛けテレビスタンドに新しいテレビを取り付ける作業が非常に大変です。壁掛けテレビスタンドは、テレビのサイズや規格によって異なるため、買い替え時に新しいテレビに適合しないことが多くあります。また、壁掛けテレビスタンドの取り付けには専門の知識や工具が必要な場合が多く、自分ですべての作業を行うのは困難です。
テレビを買い替えた際にスタンドに新しいテレビを取り付けるのが大変な理由は以下のとおりです。
- テレビのサイズや規格によってスタンドが異なるため、買い替え時に適合しない可能性がある。
- 壁掛けテレビスタンドの取り付けには専門の知識や工具が必要な場合が多く、自分ですべての作業を行うのは困難である。
自分で配線工事や固定金具を設置する工事をするのが難しい
壁掛けテレビを設置したいけれど、自分で配線工事や固定金具の設置をするのが難しいと感じる人は少なくありません。電気配線や壁への穴あけが必要となる場合もあり、専門知識や技術がないと危険を伴う作業です。また、壁掛けテレビを安全に設置するためには、適切な高さや角度、耐荷重などを考慮する必要があります。
そのため、壁掛けテレビの設置を検討している場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。専門業者であれば、安全かつ適切に設置してくれるので安心です。
自分で設置する場合でも、事前に十分な知識と準備をすることが大切です。インターネットで情報収集したり、専門書を読んだりして、壁掛けテレビの設置方法を学びましょう。また、必要な工具や材料を揃え、安全に作業できる環境を整えてから作業に取り掛かりましょう。
工事費用が4万円～10万円ほどかかる
壁掛けテレビを設置する際には、工事費用がかかります。工事費用は、テレビの大きさや設置場所、壁の材質などによって異なりますが、一般的には4万円～10万円ほどかかります。
壁掛けテレビを設置するための工事は、専門業者に依頼する必要があります。自分で設置しようとすると、壁に穴を開けたり、配線を通したりする作業が必要になり、非常に危険です。また、正しく設置しないとテレビが落下する恐れがあります。
工事費用は決して安くありませんが、安全に壁掛けテレビを設置するためには必要な費用です。設置を検討している場合は、事前に見積もりを取って、費用を把握しておきましょう。
壁掛けテレビを設置して後悔した人の意見
壁掛けテレビを設置して後悔した人の意見は少なくありません。部屋の模様替えやテレビの移動がしにくくなる、配線をきれいに隠せなかった、テレビの角度を大きく変えれないといった理由が挙げられます。壁掛けテレビを設置する際には、十分に検討することが大切です。設置場所や配線方法、角度調整など、事前にしっかりと計画を立てましょう。
部屋の模様替えやテレビの移動ができない
壁掛けテレビを設置すると、テレビの位置を簡単に変更できなくなります。そのため、部屋の模様替えやテレビの移動が難しくなります。これは、壁掛けテレビを設置した人の多くが後悔している点です。
壁掛けテレビを設置する前に、部屋のレイアウトをよく考えて、テレビを設置する場所を決めることが重要です。また、テレビのサイズや角度も慎重に検討する必要があります。
もし、壁掛けテレビを設置した後、部屋の模様替えをしたいと思った場合は、テレビの位置を変更する工事が必要になります。これは、費用がかかるだけでなく、時間がかかる場合もあります。
さらに、壁掛けテレビは、地震などの災害時に倒れる危険性があります。壁掛けテレビを設置する場合は、耐震対策をしっかりと行う必要があります。
壁掛けテレビを設置するメリットはたくさんありますが、デメリットも存在します。壁掛けテレビを設置する前に、メリットとデメリットをしっかりと比較検討することが重要です。
配線がきれいに隠せなかった
配線がきれいに隠せなかった。壁掛けテレビを設置するメリットの一つは、配線をきれいに隠せることです。しかし、実際には配線を完全に隠すことが難しい場合もあります。壁掛けテレビを設置する場合、テレビの裏側に配線を隠す必要があります。しかし、テレビの裏側にコンセントやアンテナ端子がない場合、壁に穴を開けて配線を通す必要があります。この場合、配線をきれいに隠すことが難しくなります。また、壁掛けテレビを設置する際に、テレビと壁の間に隙間ができる場合があります。この隙間から配線が見えてしまうことも、配線をきれいに隠すことを難しくします。壁掛けテレビを設置する前に、配線をどのように隠すかよく検討することが重要です。コンセントやアンテナ端子の位置を確認し、壁に穴を開ける必要があるかを確認しましょう。また、テレビと壁の間に隙間ができる場合は、隙間を埋めるための部材を用意する必要があります。
テレビの角度を大きく変えれれない
壁掛けテレビの設置位置は、壁に固定されているため、設置後に自由に角度を変えることができません。そのため、ソファやベッドの位置からテレビが見づらい角度になってしまうと、快適に視聴することができません。
また、テレビを上下に傾けることも難しいです。テレビを壁掛けにした場合、テレビの高さは固定されるため、テレビが視聴者よりも高すぎる位置に設置されると、首を上げて視聴することになり、肩こりや腰痛の原因になる可能性があります。
壁掛けテレビの角度を調整できないことは、設置場所や視聴者の姿勢によって、視聴の快適性に大きな影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
壁掛けテレビのメリット
壁掛けテレビは、リビングルームや寝室をスタイリッシュで現代的な空間に変えるのに最適な方法です。壁掛けテレビを設置すると、部屋がすっきりして広く見え、壁寄せテレビスタンドよりも安定しているため、テレビが倒れる心配がありません。さらに、ゲーム機やレコーダーを専用のホルダーでテレビの裏に隠すことができるので、配線がごちゃごちゃせず、見た目がすっきりします。壁掛けテレビは、地震の際にテレビが倒れるのを防ぐのにも役立ちます。壁掛けテレビは、リビングルームや寝室の美観と安全性を向上させるための優れた方法です。
空間がスッキリして部屋がオシャレに見える
壁掛けテレビは、壁に直接テレビを取り付けることで、空間をスッキリと見せることができ、部屋をオシャレに演出するメリットがあります。
まず、壁掛けテレビにすることで、テレビ台が不要になるため、テレビ台分のスペースを有効活用できます。 これにより、部屋が広く感じられ、圧迫感が軽減されます。
また、テレビ台がないことで床掃除もしやすくなり、部屋の清潔感もアップします。 さらに、壁掛けテレビは、様々な高さや角度に調整できるため、自分の見やすい位置に設置することができます。
これにより、テレビを見る際の姿勢が改善され、肩こりや腰痛を防ぐ効果も期待できます。 また、壁掛けテレビは、壁に直接取り付けるため、地震などの災害時に倒れる心配がありません。
小さな子供がいる家庭でも安心してテレビを設置することができます。 壁掛けテレビは、初期費用は多少かかりますが、空間を有効活用でき、部屋をオシャレに演出できるというメリットがあります。 特に、狭い部屋や、インテリアにこだわりのある方にオススメの設置方法です。
壁寄せテレビスタンドより安定している
壁寄せテレビスタンドより安定しているというメリットがあります。
壁寄せテレビスタンドは、壁に固定された金具にテレビを引っ掛ける仕組みです。そのため、テレビを引っ掛けた状態でもテレビを左右に動かすことができます。しかし、壁掛けテレビは壁に直接固定されているため、地震などの揺れが発生してもテレビが落ちる心配がありません。
また、壁掛けテレビはテレビを壁にぴったりと取り付けることができるため、テレビの後ろにスペースが空きます。このスペースを利用して、ゲーム機やレコーダーを専用ホルダーで隠して設置することができます。
このように、壁掛けテレビは壁寄せテレビスタンドよりも安定しているというメリットがあります。ただし、壁掛けテレビは設置場所が限られているため、テレビを動かすことができないというデメリットもあります。壁掛けテレビを設置する場合は、設置場所を慎重に検討する必要があります。
地震のときにテレビが倒れない
壁掛けテレビは、頑丈な金具で壁に固定されているため、地震の揺れにも耐えることができます。
特に、小さなお子様がいるご家庭では、地震の際にテレビが倒れてお子様が怪我をするという事故を防ぐために、壁掛けテレビを設置することは有効です。また、地震大国である日本においては、家具や家電をしっかりと固定しておくことは、防災対策として非常に重要です。
壁掛けテレビは、地震の際にテレビが倒れるのを防ぐというメリットだけでなく、空間をスッキリとさせる、壁寄せテレビスタンドよりも安定している、ゲーム機やレコーダーをテレビの裏に隠して置くことができるなど、様々なメリットがあります。しかし、設置には専門的な知識や技術が必要となるため、業者に依頼する必要があります。また、壁掛けテレビの設置費用は、テレビの大きさや壁の材質によって異なりますが、一般的には数万円から数十万円程度かかります。
壁掛けテレビの設置を検討している場合は、メリットとデメリット、費用などをよく検討した上で、最適な方法を選択することが大切です。
ゲーム機やレコーダーが専用ホルダーでテレビの裏に隠して置ける
壁掛けテレビのメリットの一つは、ゲーム機やレコーダーを専用ホルダーでテレビの裏に隠して置けることです。これにより、テレビ周りの配線がすっきりとして、見た目にも美しくなります。また、埃が溜まりにくくなるため、機器のメンテナンスも楽になります。
壁掛けテレビ用の専用ホルダーは、様々なメーカーから販売されています。ゲーム機やレコーダーの種類に合わせて、最適なホルダーを選ぶことができます。また、中には棚付きのホルダーもあり、周辺機器やリモコンなどを収納することも可能です。
壁掛けテレビにすることで、テレビ周りのスペースを有効活用することができます。ゲーム機やレコーダーをテレビの裏に隠すことで、テレビ台が不要になります。また、配線がすっきりとするため、掃除も楽になります。
壁掛けテレビにすることで、部屋が広く見えるというメリットもあります。テレビ台がなくなることで、視界が開け、部屋が広く感じられます。また、壁掛けテレビは壁にぴったりと設置されるため、圧迫感が軽減されます。
壁掛けテレビには、様々なメリットがあります。特に、ゲーム機やレコーダーを多く使用している方にとっては、テレビ周りをすっきりさせることができるというメリットは大きな魅力です。
壁掛けテレビを設置する方法
壁掛けテレビを設置するには、いくつか方法があります。
- 専門業者に依頼する : 専門知識と経験があるため、確実に設置ができます。ただし、費用が高くなる傾向があります。
- DIYで設置する : インターネットで調べながら設置することも可能です。しかし、失敗するとテレビを破損したり、怪我をする恐れがあります。
- テレビメーカーに設置を依頼する : テレビメーカーによっては、設置サービスを提供している場合があります。費用は専門業者より安いことがありますが、対応しているメーカーや地域が限られています。
壁掛けテレビを設置する際には、以下の点に注意する必要があります。
- 壁の強度 : 壁掛けテレビは重いので、壁が耐えられる強度があるかを確認する必要があります。石膏ボードの場合は、補強が必要になる場合があります。
- 配線 : 電源やアンテナの配線が必要になります。壁に穴を開けて配線を隠すこともできますが、事前に計画が必要です。
- テレビのサイズ : テレビのサイズによって、必要な金具や設置方法が異なります。
壁掛けテレビを設置すると、お部屋がすっきりしてスタイリッシュに見えます。 また、地震の際にテレビが倒れる心配がないというメリットもあります。 しかし、設置場所や配線の計画が必要なため、慎重に行う必要があります。
まとめ
壁掛けテレビは、その見た目と設置方法から、おしゃれなインテリアとして人気を集めています。しかし、実際に設置してみると後悔する人も少なくありません。後悔しないためには、壁掛けテレビのメリットとデメリットを理解することが大切です。
メリットとしては、空間がスッキリして部屋がオシャレに見えること、壁寄せテレビスタンドより安定していること、地震のときにテレビが倒れないこと、ゲーム機やレコーダーが専用ホルダーでテレビの裏に隠して置けることなどが挙げられます。
デメリットとしては、設置位置が高すぎるとテレビを見るのが疲れること、テレビを買い替えた際の設置が大変なこと、自分で設置するのが難しいこと、工事費用が高いことなどが挙げられます。
また、壁掛けテレビを設置して後悔した人の意見として、部屋の模様替えやテレビの移動ができないこと、配線がきれいに隠せなかったこと、テレビの角度を大きく変えれれないことが挙げられます。
壁掛けテレビは、メリットとデメリットを理解した上で設置することが大切です。後悔しないためには、事前にしっかり検討し、専門業者に相談することをおすすめします。